インスパイア下取り相場とモデルチェンジ

インスパイアの買取相場

 上質な雰囲気とホンダならではの走りの良さを両立させた「インスパイア」は2012年まで販売が行なわれていたセダンタイプの車です。最終のモデルは5代目のCP3型。買取においては、年式の古いものとなると価格のつきにくい厳しい現状の模様。セダンタイプは昨今の需要の流れに沿っていないためか、それだけで不利な査定になることも考えられます。有利な査定に持ち込むためには上質なインスパイアの雰囲気を十分に残した良い状態の車両であることはもちろん、白や黒、シルバーといった定番カラー、上質な純正装備なども査定額を上げるためのポイントとなるでしょう。

「35TL」103万円~149万円
「35iL」108万円~156万円
「インスパイア」159万円~176万円

前モデルの買取相場

 より高級志向が高まったとされる4代目「インスパイア」。しかしながら、セダンモデルとしての人気や知名度は高いとは言いがたいでしょう。ただでさえセダンの人気が落ち込んでいることもり、特に年式が古い物は査定額も相当厳しいと予想されます。しかし、普通なら「良い値がつかないだろう」と思うような車でも、柔軟な発想で査定に挑むことで少しでも査定額をあげることも可能になります。もしも買い替えを同時に検討している場合でも、決して下取りだけにこだわらないこと。買取専門を含め、出来るだけ多くの業者に査定額を出してもらうことが査定額アップの近道となるでしょう。

「30TE」12万円~53万円
「30TL」13万円~53万円
「アバンツァーレ」14万円~61万円

インスパイアの特徴とモデルチェンジの推移

 発売当初は「アコード・インスパイア」、1992年に3ナンバーモデル車として「インスパイア」の名称で登場し、それ以降も同名称で2012年まで販売されていました。姉妹車であった「セイバー」と統合したのが4代目にフルモデルチェンジを果たした2003年。北米仕様のアコードをボディベースに作られており、より高級車としての印象を強めたモデルとなっています。この代には「可変シリンダーシステム(VCM)」や、「ドライバー支援装置(HiDS)」といった新たなシステムが採用されており、後者は7代目「アコード」にも採用されています。

 インスパイアの最後のモデルとなったのが2007年から発売開始となった5代目です。全長は4940mmまで大きく拡大され、全幅も「レジェンド」と同等サイズとなるなどボディサイズが一回り大きく作られています。大型化したことによりエンジンの排気量もプラス500cc拡大。レジェンドと同じクラスとなり、ライバル車に「クラウン」や「フーガ」があげられるなど役割の幅も広がることとなりました。

 搭載エンジンはJ35A型のV6 SOHC 4Valve i-VTEC 3.5Lでレギュラーガソリン仕様となっています。先代から採用されている「VCM」には改良が施され、3気筒・4気筒・6気筒の三段階の可変が可能となっています。レギュラーガソリン仕様の国産車としては初めて最高出力280PSを記録。トランスミッションには引き続き5速ATが設定されますが、Sマチックは非搭載となっています。

 2010年にはマイナーチェンジが行なわれています。エクステリアではフロント周辺、17インチアルミホイールのデザインが変更。インテリアでは、木目調パネルやシルバー調インナードアハンドルが採用されたほか、ステアリングホイールのデザインも変更されています。標準装備にHondaHDDインターナビシステムや雨滴検知ワイパーを備え、リアリーディングライトを追加。これ以降はモノグレード化され、価格も抑えた設定となっています。

 この代は当初、世界での車名を統一させるため、北米仕様のアコードを国内版アコードとして発売し、日本仕様アコードはアキュラブランドへの移行が予定されていました。しかし、長きにわたるセダンモデル販売台数の低迷からアキュラブランドの発足が見送られ、これにより「インスパイア」の名称のままでの発売となりました。残念ながら売り上げ回復をはかることができないまま、2012年にそのアコードと統合する形でインスパイアは廃止となっています。

下取り価格は調べましたか?

新車購入時は車両本体価格からの値引き額にばかり目が奪われがちですが、ディーラーとの交渉で最も重要なのは下取り価格です。
新車には希望小売価格が設定されていますから値引き額は一目瞭然ですが、下取り価格には決まった金額はありません。
車種車両によって全て違うだけに、ディーラーからの提示額が妥当かどうか判断が難しいのです。
従って下取り車の相場価格をあらかじめ下調べしておくことが大変重要なのです。

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