ティーダ値引きとモデルチェンジの推移

 初代(2004年)上質なコンパクトカーに求めた「高級感のある大人の雰囲気」

 ティーダは姿を消したサニー、パルサーに変わる、国内のみならず、世界戦略車として開発されたコンパクト5ドアハッチバックである。従来からのコンパクトカーの概念を超える、上質感と快適性をめざした。

 その特徴は室内の広さ。ボディーサイズは全長4205㎜、全幅1695㎜、前項1535㎜とホイールベースは2600㎜。5ナンバー枠に収めているが、有効室内長を見ると、最高級セダンのシーマと変わらない寸法になり、足元はたしかにゆとりがある。運転席もこのクラスではないひとつ上のクラスの大きさ。リヤシートはリクライニング機能付き(10段階40度)で、2400㎜のロングスライドも可能。

 安全装備としては、デュアルエアバック、アクティブヘッドレスト、ABS、EBD(電子制御性動力配分システム)、ブレーキアシストを標準装備。カーテンエアバックを全車にオプション設定する。

 エンジンは新開発のオールアルミ製1500cc「HR15DE型」109ps、エクストロニックCVTとの組み合わせで10・15モード燃費は18.2Km/L。「15S」とe-4WDは4ATになる。e-4WDは電機モーターで後輪を駆動する、プロペラシャフトのないシステム。
 1ヶ月おくれで、4ドアセダンタイプの「ティーダ・ラティオ」をラインナップ。基本的にはハッチバックのティーダにトランクを追加したスタイルである。その他の装備、グレード展開は「ティーダ」とほぼ同じだ。

翌年1800cc「MR18DE型」128psを追加。
 
2006年燃費は19.4Km/Lに。「平成22年度燃費基準+20%」「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル(SU-LUV」)認定とグリーン税制適用される。(15M,15G)

2008年マイナーチェンジでは、「ティーダ」「ティーダラティオ」ともにフロント周辺を変更。インテリアもモダンかつスポーティーのものへ変更した。また、専用HDDナビゲーションを搭載した特別仕様車「Plus navi HDD」を発売。その後「Plus navi HDD SP」「Plus navi HDD saferty」とシリーズ化する。4月には販売台数世界累計100万台を達成する。

2010年にはエンジンとエクストロニックCVTを強調制御し発進加速時にエコドライブのサポートを行う、ECOモード機能を2WD全車に標準設定。ECOモードはシィッチを押すだけで簡単にセットが可能で、選択時にはインジケーターで表示する。

燃費を10.15モード20.0Km/Lに向上させた。また、オーテックジャパンから、ドレスアップモデル「アクシス」「アクシスパフォーマンススペック」をラインナップ。また、高濃度プラズマクラスター発生器搭載のインテリジェントエアコンシステムを装備、肌の保湿や内装に染み付いた臭いの低減を図る。
 同時に、「アクシス」には新たに白い本皮シートを採用。ステアルングも木目調/皮巻コンビ使用に変更。

 ティーダの装備に「CVTオイルウォーマー」というのがある。燃料を内部で燃焼させるエンジンは、比較的速やかに暖気が終了するが、走行による摩擦抵抗が熱源のミッションは、暖気に時間がかかる。CVTの内部にはCVTオイルが封入されており、粘度が高く暖気が充分でないとエンジンに抵抗がかかる。「CVTオイルウォーマー」はエンジン冷却水の熱を利用し、適温に達するまでの時間を早め、寒冷時や、短い走行距離での利用で燃費の改善に効果がある。

 また、サイドブラインドモニターは、クルマの左前方をモニターに表示し、路肩などの確認をしやすくする。夜間は赤外線LEDによって使用できる(メーカーオプション)。

 2012年「ティーダ」「ラティオ」ともにフルモデルテェンジを予定している。すでに2011年の上海モーターショーで後悔されているが、見直しが行われて発売が延期されている。「ティーダ」は3ナンバーサイズに拡大、「ラティオ」は法人需要等を考慮し、5ナンバーを維持。但し、ネーミングはブルーバードシルフィーと統合するため、変更される見込み。エンジンはジュークと同じ1600ccとみられる。

ティーダの新車価格と値引き額
新車の値引き目標額一覧

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