結局発注から約一ヶ月のスピード納車となった私のレヴォーグ。
どうやら増産体制を取った途端受注が鈍ったようです。(私の推測)
さてそのレヴォーグ。アイサイトのレビューなどはたくさんあるので、S#モードについて書きたいと思います。
そもそもこのS#モードが2.0を買う決め手となったのです。
納車後、二週間足らずで1000キロ以上走り慣らし完了。
オイル交換を済ませて、いざ峠道へ繰り出しました。
レヴォーグの走行モードには「I」「S」「S#」があります。
「I」は燃費重視の滑らかな出力特性。
「S」はスポーティに走れる。
いずれもCVTで無段変速なのに対し、
「S#」は仮想8ATで変速があります。
上りの峠道では「I」だとコーナーの立ち上がりがモタツキ、ターボラグも激しいのに対し、「S」だとターボラグも少なくストレスなく走れる感じ。
しかし、「S#」だと・・・
基本的に高回転を維持しているのでターボラグは殆どなく、アクセルを踏めばそのまま素直に加速する。
仮想8ATによるシフトアップもあって、かなりスポーティな走りが楽しめます。
ただ、シフトチェンジは加速時に限られるようで、減速時にはシフトチェンジしません。
減速時のシフトチェンジは自分のイメージよりタイミングが遅い感じです。
なのでヘアピンなど大きく減速するコーナーだと立ち上がりにアクセルを踏んだ時点でシフトダウンするため、ここでややモタツキ感を感じることになります。
が、これは減速時にパドルシフトを使うことで解消できます。
緩めのコーナーでもコーナー手前でパドル操作でシフトダウンしエンジンブレーキを使いながらコーナーに進入すれば立ち上がりは超スムーズで気分はF1レーサーです。
加速時はS#モードでコンピューター任せれば楽な運転でスポーティに走れ、減速時はパドルを操作を使うことによってブレーキの負担も軽減できスムーズな走りを楽しめるというわけです。
コーナーでの走りは「やっぱサスとボディ剛性は大事だねぇ」と再確認しました。
挙動が安定していてオーバースピード気味にコーナーに入っても不安感が全くなく、安定した挙動をみせてくれます。
ところでアイサイト3についての細かいレビューは省きますが、めちゃくちちゃ便利です。
そのアイサイトの便利さもあって一部のレビューには「便利で実用的だけど運転が楽しい車ではない」との評価もあるようですが、私はその意見に反対です。
1.6にはS#がないので「楽しむ車」という点では弱いかもしれませんが、2.0はすごく楽しい車ですよ。
燃費が悪いのだけが欠点かな・・・・。